貯蓄性が高い「終身保険」、どんな保険なのかを解説

おそらく、日本の多くの人が加入している「終身保険」。

でも、この終身保険がどのようなものなのかを皆さんはご存知ですか？「なんとなく加入している」という方は、もったいないことをしてしまっているかもしれません。

「終身保険」がどんな保険なのかについてみていきましょう。

一生涯保障を受けることができる

「終身保険」とは、保険料の払い込みをすれば一生涯にわたってその保障を受けることができるというものです。

また、加入している人が亡くなった場合は保険金がおりますので、子供がいる場合など「加入者に万が一のことがあったときに、生活の心配をしなくていいようにしておく」という意味で加入する人が多いです。

保険の内容は一生涯継続するので、500万円のものに加入しておけば加入者が亡くなった時に500万円を受け取ることができます。

このため「資産を運用するのに適している」と言われ、最近は資産運用のために終身保険を選ぶ人も増えてきました。

終身保険で「老後のお金を貯める」という考え方

今、日本の年金制度が非常に不安定なものになっていますよね。

このままいっても、本当に年金を受け取ることができるかはわからないという時代になってきています。

特に、今の20代30代は不安が大きいでしょう。

10代やその下の世代に至っては、自分たちが年金を払ったとしても「大人になるころにはもらうことができない」という可能性も出てきました。

そうなると、「自分たちの資産をどう形成するのか」というのが大きな問題になってくるわけです。

もちろん、貯蓄をするというのは大事なことです。

でも、今はお給料もなかなか上がらない時代なので「貯蓄をしたくてもなかなかできない」という人もいるはずです。

貯蓄が苦手な人もいるでしょう。

そこで、終身保険に加入して保険料を払い、老後にまとまったお金を得ることができるように「終身保険に加入しておく」という方法をとるわけです。

「学資保険」の代わりに終身保険を使う人も増えてきた

また、最近は「学資保険」の代わりに終身保険を使う人も増えてきました。

「学資保険」とは、子供が17歳や18歳までに保険料の払い込みをすれば、満期にはまとまった額のお金をもらうことができるようになります。

この資金を学費に充てる、という使い方をすることができるわけですね。

大学にいくとなると数百万の学費が必要になりますし、1人暮らしをさせるとなるとそれ以上のお金がかかるようになりますので、「子供の学費に必要なお金を学資保険で貯めておこう」と考えている人は少なくないようです。

この「学資保険」のかわりに「終身保険」を使用する人も増えてきました。

父親が契約者として加入し、満期を子供が17歳・18歳にしておけば、満期になった時にかなりまとまった額のお金をもらうことができます。

また、父親に何かあった場合でも学資保険より高額なお金を遺すことができるというメリットもあります。

今まではあまり言われなかった方法ですが、子供のことを考えてこのような保険に加入するという方法もあります。

保険に入るときは、きちんとした知識をもちましょう

保険に入るときは、とにかく「きちんとした知識を持つ」ということが何よりも大切です。

なぜなら、知識がなかったために適当に保険に加入してしまい、その時になってから「思ったような内容の保険とは違う」というトラブルも起きているためです。

これは「加入する人が保険についてきちんと調べなかった・きちんと理解していなかった」というところから生まれるものなので、そのようなことがないように必ず勉強をしておきましょう。

月々の保険料は、決して安いものではありません。

それが損にならないようにしておかなければならないのです。

このように言われ、自身の保険がどのようになっているかわからない方は、この機会に今入っている保険の総チェックをしてみることオススメだよ！

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