生命保険は見直しながら維持していくということを認識しよう
生命保険の見直しは、「人生のステージごとに行うもの」と考えて下さい。
というのも、人間にとって必要な保険は年齢によって大きく違ってくるためです。
「ずっと同じ保険に入りっぱなし」という人はいませんか?もしかしたら、その保険は今のあなたには合わないものになってしまっているかもしれません。
この記事の流れ
ライフステージごとに必要になる保険の見直し
人生には「ライフステージ」というものがあり、年齢とともにそれは変化していきます。
就職、結婚、出産、子供の自立、家購入など「人生の転機」になるようなシーンがいくつかありますよね。
その時に保険の見直しを行い、「これからの自分のために役立ってくれる保険にしておく」という必要があるのです。
就職して社会に出た時と、結婚して人生の配偶者を得た時では必要になる保険が違うはず。
また、お給料も右肩上がりとは限らない世の中なので、減った時には保険料の見直しをしなければなりません。
保険料が高すぎて、家計がひっ迫してしまうのは本末転倒ですからね。
見直しの時はここに注意!「年齢が上がると保険料も上がる」
「保険料が高いから、別の保険会社に乗り換えたいなあ」と思ったアナタ、ちょっと待ってください。
生命保険は、「若い時に入っておくほど保険料が安い」というのが常識です。これは終身保険であっても、掛け捨てであっても同じ。
今まで加入していた生命保険を解約して、似たような内容の保険に入り直すと、大抵の場合は前よりも保険料が高くなります。
内容が変わらないのに保険料だけが上ってしまう…これって損だと思いませんか?
このことを考えると、保険の解約を行う時は慎重にしなければなりません。
保険料を安くしたい場合は、今ある保険を見直して「いらない」と思うものを切り、シンプルにすることでも安くできます。
乗り換えを考える前に、「自分の保険で切ることができるものはないか」を必ずチェックしましょう。
貯蓄性の高い保険の場合は古い保険の方がいいかも
生命保険の中には、貯蓄性が高いものもありますよね。
この場合も、やはり安易に解約することはお勧めできません。今の生命保険よりも昔のものの方が利率は高いので、そのまま持っておいた方がお得です。
もちろん見直しは必要ですが、利率が高い保険であれば「あえてそのままおいていく」という方法もアリなので、検討してみてください。
逆に、新しい方がいいのは医療保険です。
保険会社や保険の内容にもよりますが、医療保険は昔に比べて質がいいものをそろえているところが多いので、今調べてみると前よりいい保険が見つかる可能性があります。
いくつかの保険と、今加入している自分の保険を比較してみるといいでしょう。
どんな時に保険の見直しをしたほうがいいの?
多くの場合、最初に保険に加入するのは就職したときです。
この時は医療保険をメインにして加入することが多いですが、結婚すると配偶者ができるため、特に男性の場合は保険の見直しをしなければなりません。
女性なら、女性特有の保険に入っていない場合ははやめに「入るかどうか」を考えておくことをお勧めします。
あとは、「更新型の保険」に入っているときも折を見て見直しが必要です。
更新型の保険は、若いうちは安い保険料ですが年齢が上がると保険料も上がります。
下手すると、子供が大きくなって高校や大学に行く時期に高い保険料を支払うということになりかねません。
なので、更新型の場合は保険が値上がりする時期に見直しをして、値上がりする分をどこかで差し引くなどして金額を落とすことが望ましいです。
まとめ
このように、保険はきちんと折を見て見直して、自分に合ったものを組み立てていくもの。
一度入って終わりというものではありませんので、加入者自身が折を見て自分に合うものにカスタマイズることが必要です。
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