生命保険が必要な人はどのような人か？

生命保険に加入する必要がある人とは、とても簡単に言うと、その人が亡くなったとき、あるいは亡くなってからも、お金が必要であるという人です。

具体的にどのような人が必要か？

例えば、家族の中で収入を得ている人が独りしかいない、未成年の子供がいて今後も教育費がかかる、教育資金や生活費に当てるための十分なたくわえがないなどに当てはまる人は、自分が亡くなったら、家族の生活はたちまち立ち行かなくなってしまいます。

ですから生命保険にはどうしても加入しておくほうがよいでしょう。

このことは、生命保険を選ぶ際の判断基準にもつながります。

例えば、どんな場合に保険金が必要なのか、どれくらいの保険金が必要なのか、その保険金を得るためにどれくらいコストをかけられるのか、こうしたことを検討することによって、自分に本当に必要な生命保険を判断することができるでしょう。

結婚して子供ができて貯金をはたいて念願のマイホームを手に入れた、そんな時、不幸にも唯一の働き手であるご主人がなくなった。

こんな場合、住宅ローンは団体信用生命保険により返済不要になる場合が多く、資産はできるといえますが、子供が大きくなるにつれ、必要なお金はどんどん多くなっていきます。

それをパート収入だけでまかなっていくのはたいへんです。

どうしてもまとまったお金が必要になるでしょう。

生命保険はそのためにあります。

このことは生命保険を、収入を得る人がいなくなった場合の生活費の補填としてとらえることにつながります。

生命保険の金額を決定する重要事項

ですから生活費がどれくらいかかるかを知ることが生命保険の金額を決定する最も重要な要素になります。

それには毎月の生活費に加えて、将来の生活費の予想もしなければなりません。

その場合のポイントは、教育費と生活費を分けて考えることです。

教育費は一定期間にしかかかりません。

ですから生活費に参入して考えることが難しいのです。

そこで、生活費と教育費は分けてとらえて、教育費は別途上乗せで考えるようにします。

そうすることによって、子供が大学に進学して扶養人数が減少することも組み入れやすくなります。

次に住居費ですが、これも生活費とは別個に考えます。

住居費は、家族の変化に関わりなく毎月かかります。

あるいは団体信用生命保険によって住居費がほぼゼロになる場合もあります。

このことを踏まえて、生活費の総額のおおよそを決めます。

生命保険の保障は大きくなればなるほど、保険料の負担も大きくなります。

保障は大きければ大きいほど安心と考えがちですが、実際には、保険料の積み重ねは馬鹿にできない金額になります。

必要十分な保障のある生命保険と、有利な貯蓄や投資と考える方法があることも知っておきましょう。

教育資金目的の保険なら学資保険がオススメ

もし、教育資金目的の保険に加入したいということであれば、「学資保険」への加入をお勧めします。

学資保険は、多くが父親が加入者となって入る保険ですが、万が一父親に何かあった場合には保険料の支払いが免除され、それでいてきちんと契約時に決めた内容のものは受け取ることができます。

なにかあったときに子供の学費を確保できるというメリットもありますよね。

このメリットがあるために、学資保険に加入するという人もいるくらいです。

学資保険にもいろいろな種類がありますが、子供がいる場合はなんらかの学資保険に加入されておくと安心かもしれませんね。

また、学資保険は子供が小さいうちに入った方が月々の保険料が安くなりますので、入る場合はできるだけはやめにをお勧めします。

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