生命保険の中にある死亡保険の役割

生命保険見直しの7つのツボ

生命保険の中にある死亡保険の役割

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生命保険の中にある死亡保険の役割

死亡保険は契約者が死亡した時に支払われるもので、生命保険の根幹をなすものです。

一般的に生命保険と名が付く商品は支払われる保険金の大小の差はあっても、ほとんどの保険商品には死亡保険が付加されています(一部医療保険では無い場合もある)。

死亡保険基本

死亡保険の基本的なものは「定期保険」、「終身保険」、「養老保険」です。

定期保険

定期保険というのは別名「掛け捨て保険」とも言われる様に、契約期間中に契約者が死亡した時のみ保険金が支払われます。

しかし、契約期間が満了すればそれまでの保険料は掛け捨てになります。

終身保険

終身保険は名前の通り「終身」死亡保険の保険金が支払われる保険です。

定期保険の場合は契約期間が満了になるとその後に死亡しても保険金は支払われませんが、終身保険の場合は自分から解約しない限り、契約期間満了後でも死亡すれば保険金が支払われます。

終身保険の保険料は掛け捨てではありませんので基本的には貯蓄性があり、解約した場合は「解約返還金」を受取る事が出来ます。

但し、昔金利が高かった時代に契約した終身保険なら貯蓄性も高いのですが、現在の様に金利が低い時代では終身保険の貯蓄性はほとんどありません。

保険料は掛け捨ての定期保険よりも、払い戻しがある終身保険の方が高くなります。

養老保険

養老保険も貯蓄性の高い保険で、その特徴は死亡保険の保険金と満期保険金がほぼ同額になるところです。

例えば養老保険で死亡時の保険金が1千万円なら、満期保険金もほぼ1千万円という訳です。

ただこの養老保険も先の終身保険と同じで、現在の様な金利の低い時代ではその貯蓄性も著しく低下しますね。

総合保険について

この「定期保険」、「終身保険」、「養老保険」はそれぞれ単独で契約する事も出来ますが、最近まで大手生保などが積極的に販売していたのは、この三つを上手に組み合わせてそれぞれの特徴を活かした総合保険です。

生命保険の中には「変額保険」と呼ばれるものがありますが、これは集めた保険料を他の保険の保険料とは別勘定にして株式や債券などで運用し、その運用成績によって死亡保険の保険金額などが変わる保険商品を言います。

生命保険に多少のギャンブル性を持たせたものですね。

定期保険の注意点

死亡保険といえば「終身保険」、そして「定期保険」が有名です。

この中で「定期保険」を選んだ場合、保険に加入した当初は保険料が安いですが、更新とともにぐんと保険料が値上がりしてしまうというデメリットがあります。

これは、年齢が上がればお給料も上がる→若いうちは安い保険料で、お給料が上がって家計に余裕が出てきた時に高い保険料に、という意味合いで作られた保険と考えられますが、今の時代でお給料が右肩上がりとは限りません。

更新の際にぐんと保険料が上がってしまうと、保険料がを払いきれなくなってしまい「特約などを減らして保険料を下げる」という対応をせざるを得なくなり、年齢が上がって病気のリスクも上がった時に、きちんとした保険をかけることができなくなる可能性もあります。

定期保険を選ぶときは、より内容をよく調べて「更新の時にどう対応するか」を考えておく必要がありますね。

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管理者

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