貯蓄を兼ねた保険とはどのようなものがあるか?

生命保険見直しの7つのツボ

貯蓄を兼ねた保険とはどのようなものがあるか?

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貯蓄を兼ねた保険とはどのようなものがあるか?

終身保険や養老保険も死亡保険に貯蓄性を持たせた生命保険ですが、生命保険の中には貯蓄を兼ねたというよりもむしろ貯蓄を主目的にしたと言える保険があります。

その中で良く知られているのが「個人年金保険」と「こども保険」ですね。

個人年金保険

日本では「国民皆保険」が国の政策ですから、基本的には全ての国民は65歳になれば公的年金が貰える事になっています。

国民年金の保険料を全く払っていなくても「保険料免除」の手続きさえしておけば、通常の1/3の国民年金は受取れる事になっています(近い将来は1/2になる予定)。

ただご存知の様に多くの人の場合、老後の生活は公的年金だけでは安泰ではありませんね。

その公的年金の不足分を補う目的で作られているのが個人年金保険です。

個人年金保険は60歳や65歳から5年、10年など決められた期間、又は生涯に渡って定額の年金が支払われるのが一般的ですが、変額保険と同じ様に運用成績次第で受取額が変わる個人年金保険もあります。

個人年金保険に加入する時に自分が死亡した時の保険金に注目する人はまずいません。

皆、自分が生きている内に掛け続けていた保険料以上のものを、年金としてリターンして貰おうと考えています。

つまり自分が生きている内に自分の為に使おうというのが個人年金保険の目的です。

ですから個人年金保険というのは貯蓄を兼ねたというよりも、貯蓄を主目的にした生命保険ですね。

こども保険

こども保険は子供が一定の年齢になった時に「入学祝金」や「学資金」が受取れる保険です。

多くの人は子供が生まれた時にこの保険に加入しますが、その目的は子供の将来に対する教育費の積立です。

保険の設計もその様に設計されていて、死亡保険の保険金などは重視されていません。

ただ契約者が死亡した時には保険料の「払込免除」があります。

以前は個人年金保険やこども保険はどちらかと言えば生命保険の中では傍流でしたが、最近は生命保険に対するニーズも多様化していてこの様な保険の人気が高まっています。

但し、この様な貯蓄性の高い保険は「予定利率」の影響が大きいので、加入のタイミングが大事です。

人気が高まっている貯蓄性の保険

近年、個人年金保険が非常に注目されています。

お年寄りが増え続けている現在、国の年金システムに不安をいだいている若い世代が増加しているため、自力で将来に備えたいと考えている若者が、この貯蓄性の年金保険に着目しているという例が多いですね。

年金保険は「将来に備えることができる」という点で非常に大きなメリットがあり、オススメ。

一方で、こども保険は「子供の将来に向けて貯蓄をすることができる」「親に万が一のことがあったときは、その後の学費の支払いを免除されるなどのサービスがあるため、子供がいる家庭に人気です。

これでわかるのは、「万が一に備える」という点が保険で重視されるようになっていること。

貯蓄性が高い保険が人気なのは、「少しでも将来に備えたい」という思いがあるからでしょう。不安定なこの世の中を象徴している様な結果ですね。

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管理者

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